ドラクエ11をこれから始める方や、すでにプレイ中の方の中には、ドラクエ11の難易度が気になって検索する方も多いのではないでしょうか。
実際、ドラクエ11は自分好みに難易度を調整できる「設定」が豊富で、「全ての敵が強い」や「S」モード、「全縛り」などのさまざまな選択肢が用意されています。
さらに、「変更」を活用すれば、「変更 馬レース」といったミニゲームの難易度にも挑戦でき、遊び方は無限に広がります。
また、「トロフィー」や「トロコン」を目指す方にとっては、「鍛冶」での装備強化や「ボス」戦の攻略法も重要なポイントです。
そこで本記事では、「ドラクエ11の最高難易度は?」「ドラクエ11の全クリは何時間くらいですか?」といった疑問も含め、難易度の違いや遊び方、やり込み要素までをわかりやすく解説していきます。
■本記事のポイント
- ドラクエ11の難易度設定と各モードの違いがわかる
- 縛りプレイや馬レースの楽しみ方がわかる
- トロフィー・トロコン達成のポイントがわかる
- 全クリに必要なプレイ時間の目安がわかる
ドラクエ11で難易度の設定と選び方ポイント
わたしがドラクエ11を初めてプレイしたとき、まず戸惑ったのが「どの難易度設定を選べばいいのか?」という点でした。
実際、このゲームはプレイヤー自身が難易度や縛りプレイを自由にカスタマイズできるのが魅力の一つです。
しかし、選び方によっては想像以上に手強くなり、ゲームの進行が難しくなることもあります。
ここでは「設定」によって敵の強さやバトルバランスがどう変わるのか、さらに上級者向けの「Sモード」や、遊び方を広げる「変更」の活用法について詳しく解説していきます。
「設定」で変わる敵の強さ・戦闘バランス
初めて並みの難易度から始める方でも、ドラクエ11では設定によって戦闘の印象が大きく変わります。
難易度設定は冒険開始時に選べ、特に「すべての敵が強い」を含む縛りモードでは、敵ステータスや技の多彩さが大幅に強化されます。
これは難しいけれども、丁度よい緊張感をもたらしてくれる調整です。
標準設定では、敵HPや攻撃・守備力はバランスがよく、「誰でも攻略できる」絶妙な設計と評価されており、初心者にも安心な作りになっています。
しかし設定を変更すると一転して、プレイヤーには戦術の幅が求められるようになります。
とくに注意が必要なのは、補助呪文をうまく使わないと突破できない戦闘が増える点です。
たとえば、補助的に「ルカニ」で敵守備力を下げたり、「スクルト」で味方防御力を上げたりする戦術が必要とされます。
またMP管理も重要で、回復アイテムの使用量が増える場合があります。
複数の縛りを組み合わせるほど、装備選択や戦術プランも複雑化します。
つまり設定変更は「利点だけでなく、戦略的な負担」も増える形です。
じっくり戦略を練りたい方にとっては、設定によって敵の強さとバランスが変わる点こそが、このゲームの醍醐味ともいえるでしょう。
「全ての敵が強い」モードの特徴と攻略難度
「全ての敵が強い」モードはシリーズで言うハードモードに相当し、敵の基本ステータスが大幅に強化されます。
具体的には、通常モンスターのHPが約2倍、攻撃力や守備力が1.3倍ほどに上がる一方、特技や呪文の強化率は1.2~1.3倍程度です。
この設定では、ボスの行動パターンがランダム化したり、痛恨の一撃の頻度が高まるなど、不確定要素も増加します。
そのため、補助呪文や状態異常を軸に戦略的に戦う必要性が高まります。
たとえば、「マヌーサ」や「メダパニーマ」を活用し、敵行動を封じる戦い方が非常に効果的です。
序盤の推奨レベルは21~22程度ですが、苦戦する場合はユグノア地方まで戻ってレベル上げをして装備強化を図りましょう。
また、状態異常対策として「キラキラポーン」のような呪文や装備をしっかり整えておくことも重要です。
実際に中盤以降の高難度ボス(たとえばガリンガなど)では、「スクルト」「マヌーサ」「毒特技」の併用が攻略の鍵となります。
このように、敵の強力化はただの強化ではなく、戦術の幅と自由度が増える点がこのモードの魅力です。
Sモードの追加要素と上級者向け難易度特性
Sモードとは、ニンテンドースイッチ版『ドラゴンクエスト11S』で搭載された強化バージョンのゲームモードです。
これまでの要素に加え、仲間との会話をしやすくするUI改善、新コスチュームの追加、ドラクエ10の世界へ行ける特典など、豊富な新コンテンツが盛り込まれています)。
こうした追加要素により、上級者でも飽きずに遊び続けられる魅力が増しています。
戦闘中のテンポ調整や見た目装備の変更、2D/3D切り替えの快適性なども加わり、何度目のプレイでも新鮮さが感じられるようになりました。
ただし、戦闘バランス自体は基本的に従来のままなので、難易度そのものが高くなるわけではありません。
むしろやり込み要素や世界観の拡張が中心で、周回やチャレンジを楽しむ層に好評です。
興味があれば、新ストーリーや帽子・衣装もぜひチェックしてみてください。
「変更」で楽しむ難易度調整の自由度(馬レース含む)
冒険の書作成時に「変更」を選ぶことで、ゲーム全体の難易度だけでなく、馬レースなどミニゲームも含めた調整が可能になります。
たとえば「すべての敵が強い」や「買い物禁止」などの縛りを自由に組み合わせられます。
これによって、通常モードでは物足りない上級者向けの高難易度プレイから、気軽に遊びたい初心者向けの緩め設定まで、幅広い遊び方が可能です。
特に馬レースでは、難易度に応じてスタートダッシュやスタミナ回復、ジャンプ台などの攻略要素が変化し、自由に難易度を変更できます。
さらに縛りを適用することで、装備や回復アイテムの少なさが戦略に深みを与え、周回プレイのモチベーションも高まります。
とはいえ、縛りの設定は冒険の書作成時のみ可能で、途中変更ができない点には注意が必要です。
マニア向け「変更 馬レース」縛りプレイの魅力
「変更」によって馬レースにも縛りを設けるプレイスタイルは、マニア向けのやり込み要素として注目されています。
通常の縛りに加え、馬レース専用の難易度制限やアイテム使用制限を設けることで、闘技場やダンジョンとは異なる緊張感が生まれます。
たとえばブラック杯「むずかしい」では、スタートダッシュを正確に狙えなければ勝利は難しく、1分04秒台のタイムが求められます。
さらに「緑のうず」でスタミナ回復を意識しながら、インコースを走り抜け、ジャンプ台を活用するテクニックも必要になります。
このような縛りプレイは、通常では経験できない達成感や攻略達成への喜びが得られるのが魅力です。
また小さなメダル稼ぎや報酬狙いにもつながるため、熱心なファンにとっては遊び甲斐のあるコンテンツといえます。
ただし注意点として、縛りの難しさが高くなるほど、思わず時間を忘れてプレイしてしまったり、後戻りできない設定ゆえにミスしたときのリカバリーが難しくなる点は留意が必要です。
また、縛り設定の解除は教会や女神像で可能とはいえ、再設定はできないため、慎重に選ぶことをおすすめします。
ドラクエ11で難易度の総合評価とトロコンへの影響
ドラクエ11は、豊富な難易度設定とやり込み要素が魅力のひとつです。
しかし、どの難易度を選ぶかによって、ゲームの進行スピードや達成感、そして「トロフィーコンプリート(トロコン)」までの道のりに大きな違いが生まれます。
特に全クリまでに必要なプレイ時間や、やり込み派に人気のトロコン達成までの所要時間は、多くのプレイヤーが気になるポイントではないでしょうか。
ここでは、具体的な時間目安や難易度ごとの違いをわかりやすく解説していきます。
トロフィー獲得に必要な難易度選びと注意点
トロフィー(プラチナ達成を含む)を目指すなら、まず「通常難易度」でのプレイが基本です。
というのも、ほとんどのトロフィーはストーリー進行やアイテム収集、レベル上げなど、プレイヤースキルより時間と丁寧さが求められる内容になっているためです。
もちろん、縛りや高難易度モードでも取得自体は可能ですが、設定によっては特定のアイテムや行動が「取得できない」状態になることがあります。
たとえば、一度縛りを有効にすると解除してから再取得が必要なトロフィーもあるため、難易度選択には計画が大切です。
また、高難度で遊ぶ場合は、レベル99まで上げたり、鍛冶で最強装備を整えたりする前提になります。
逆に言えば、通常モードでアイテムや素材、図鑑や鍛冶ポイントをきっちり抑え、周回プレイの土台を固めてから難易度調整に移るのが効率的です。
鍛冶での装備強化がトロコン攻略に有利に働く理由
ふしぎな鍛冶は単なる武器追加機能ではなく、トロフィー取得の重要な要素です。
「ふしぎな鍛冶マスター」や「うちなおしマスター」「大当たりヒッター」など鍛冶関連のトロフィーが複数用意されており、条件を満たすことでコンプ達成に大きく近付きます。
さらに、鍛冶で得られる装備強化効果は、戦闘力の底上げに直結します。
実際に最強の剣「勇者のつるぎ・改+3」は、攻撃力196と魅力+100という大幅強化が施され、多くのボス戦ややり込みにおいて非常に心強い武器となります。
また鍛冶は何度も試行できるミニゲームである上、素材の入手先もマップ内の宝箱や討伐報酬、交換など経済面でも回収しやすい仕組みです。
こうして戦闘準備を整えつつ鍛冶トロフィーも進められるため、一石二鳥のシステムになっています。
ボス戦における難易度と戦略の違い
ドラクエ11では、通常モードと「すべての敵が強い」などの高難易度モードで、ボス戦の難しさや戦略が大きく変化します。
通常モードでは装備の強化と基本的な戦術があれば、物語を楽しみながら比較的スムーズに進められるのが魅力です。
しかし高難易度モードでは、ボスのHPや攻撃力、防御力が増加し、痛恨の一撃の頻度も上昇します。
実際、「すべての敵が強い」モードでは裏ボスを含む各ボス戦がかなり手強くなり、一部ミニゲーム的な運要素も絡むとされています。
たとえば無印モードでは殆ど苦戦しないメルトアやガリンガも、高難易度にすると「スクルト」「マヌーサ」など補助呪文を的確に活用しなければ勝機が得られません。
特にネルセンの試練などでレベル上げを怠ると、火力や耐久が足りずあっけなく敗北してしまうため、計画的な準備が必須です。
したがってボス戦では、難易度が上がるほど「準備(レベル、装備、スキル)」と「戦術(補助呪文や状態異常利用)」の比重が高まり、初心者と上級者の差が明確に出る設計になっています。
ドラクエ11の最高難易度は?
読者の多くが疑問に思うのが、「ドラクエ11で一番難しいモードは何か?」という点です。
結論から言えば、最高難度は『ドラクエ11S』に追加された「すべての敵が強い」+縛りプレイ設定です。
この組み合わせは、通常の高難易度モードよりさらに一歩踏み込んだ設定で、異常に強化されたボスたちと膨大な縛り制約が掛かります。
特に裏ボス「失われし時の災厄&怨念」を対象とした全縛りプレイでは、500回以上リトライしたという報告もあり、まさに“死にゲー”的な難易度で話題となりました。
これには「主人公が死んだらゲームオーバー」「買い物禁止」「はずかしい呪い」など、複数の縛りを同時に適用するという仕様が含まれています。
つまり、ストーリーを楽しむプレイヤーは通常モード、やり込み派は「すべての敵が強い」+縛り設定へ。
真の難関に挑みたいなら、これが最高到達点です。
ただし挑戦には時間と覚悟が必要なため、「無印クリア後にじっくり取り組む」のが良いでしょう。
ドラクエ11の全クリは何時間くらいですか?
ドラクエ11の全クリアにどれだけ時間がかかるかは、プレイスタイルによって大きく差があります。
ストーリー本編だけを追う場合は30から50時間程度が目安ですが、これには寄り道やボス戦の攻略難度が影響してきます。
Web上の攻略情報によれば、本編クリアは平均35から50時間、裏ボスやサブイベントを含めると65から70時間、さらにやり込みコンテンツを加えると100から130時間に達するケースもあります(ストーリー35時間前後、裏込で65時間程度、やり込み含め100時間以上)。
長丁場の理由は、裏ボス戦の難易度の高さに加えて、レベル99までのレベル上げや素材集め、図鑑やミニゲームの達成など、多様なやりこみ要素が充実しているためです。
したがって、「ストーリーだけ」「真エンド・裏ボスまで」「トロフィーや全図鑑まで」など、自分の目標を明確にすると、時間の見積もりがしやすくなります。
トロコン達成に要する時間と難易度の関連まとめ
トロコン(プラチナトロフィー取得)には、通常のクリア時間だけでなく、収集・やり込み・鍛冶・ミニゲームの熟達が必要になります。
多くのユーザーは80から120時間程度でトロコンを達成していますが、そのほとんどは90時間前後に収まります(80から100時間が目安)。
トロコン対象のトロフィーは分類されており、ストーリー進行で自動獲得されるものが全体の約半分、残りはアイテム収集・メダル取得・ふしぎな鍛冶・各種称号・ミニゲーム関連などで、こちらは意識的なプレイが求められます。
注意点としては、時限トロフィーが存在しないため、取り逃し後でも救済がある点は初心者にとって安心材料です。
また、難易度設定によってトロフィー取得に制約が出ることもないため、通常モードでじっくりと進めるのが効率的です。
トロコンを目指すなら、ストーリーを楽しみつつ、序盤からメダル集めや鍛冶、連携技などを意識し、道中で並行して進めていくことで、最終的な時間を短縮できるでしょう。
【まとめ】ドラクエ11の難易度について
最後に本記事で重要なポイントをまとめます。