ドラゴンズドグマ2の難易度について知りたい方は多いのではないでしょうか。
今作は、プレイヤーによって「難しい」と感じる人もいれば「簡単すぎる」と感じる人もいる、独特なバランスのアクションRPGです。
難易度の変更が自由にできない点や、カジュアルモードやイージーモードの違い、さらにハードモードによる敵の強さなど、プレイ前に知っておきたい情報は数多くあります。
また、modを導入することで、難易度や快適さを自分好みに調整する方法も存在します。
1周目で取り逃したトロフィーを目指すために2周目を検討するプレイヤーも多く、やり込み要素が充実しているのも特徴です。
さらに、『ドラゴンズドグマ2の平均クリア時間は?』と気になる方のために、プレイ時間の目安も詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたに合った遊び方がきっと見つかるはずです。
■本記事のポイント
- ドラゴンズドグマ2の難易度の全体像と特徴がわかる
- 難易度変更やmodによる調整方法が理解できる
- 各モードの違いやおすすめの選び方がわかる
- トロフィー取得や2周目のやり込み要素が把握できる
ドラゴンズドグマ2で難易度の全体像と特徴
『ドラゴンズドグマ2』は、豊富なアクションと自由度の高さが魅力のオープンワールドRPGですが、その「難易度」に関しては人それぞれ感じ方が異なります。
初心者でも楽しめる親切なシステムがある一方で、歯ごたえのある戦闘ややり込み要素を求めるプレイヤーも少なくありません。
ここでは、難易度に関する全体像を踏まえつつ、「mod導入によるカスタマイズ方法」や「モードによる違い」を詳しく解説します。
あなたに合った楽しみ方を見つけてください。
mod導入で難易度を変更する方法
まずは結論として、modを使えば「経験値倍率」や「敵の強さ」「スタミナ消費量」など、さまざまな難易度要素をカスタマイズできます。
Fluffy Mod ManagerとREFrameworkを導入することで、手軽に導入・切替が可能です。
理由として、公式には存在しない調整をmodが担っており、それぞれのプレイスタイルに合わせて細かく調整できるためです。
たとえば「Adjust EXP and DCP」ではEXPやDCP(ジョブポイント)の獲得倍率を0に近づけて、レベル上がりにくい“縛りプレイ”が可能になります。
具体例としては、以下の手順で導入できます。
Fluffy Mod Managerをインストールして「Dragon’s Dogma 2」を選択。
Nexus ModsなどでREFramework系のMODをダウンロードし、Fluffy Mod Managerにドラッグ&ドロップする。
ゲーム中に挿入キー(Insert)を押してREFramework UIを開き、「Adjust EXP and DCP」などのスクリプトを有効化。
複数のMODを併用すれば、視野角変更、無料ファストトラベル、重量制限解除などの利便性MODと組み合わせつつ、難易度だけ調整するプレイが可能です。
一方でデメリットもあります。
modの導入により公式アップデートとの競合やセーブデータ破損のリスクがあり、PC版以外の環境では使えません。
また、オンライン協力プレイや実績トラッカーへの影響も否定できません。
そのため、導入する場合はバックアップを取り、公式パッチと齟齬がないか確認しておくことが大切です。
カジュアルモード・イージーモードの違い
結論として、カジュアルモードとイージーモードは似て非なるもので、カジュアルは「利便性中心の調整」、イージーは「戦闘難易度の調整」に特化しています。
理由は、両者の目的や適用範囲が異なるからです。
カジュアルモードは宿代やスタミナ消費、重量制限など、戦闘外の要素を緩和します。
一方でイージーモードは、主に「死ぬたびに難易度を下げる選択肢を提示する」方式で、戦闘を簡単にするための直接的な救済措置です。
具体例を挙げると、カジュアルモードでは宿泊費が1000Gから300Gに下がったり、刹那の飛石(ファストトラベル用アイテム)の価格が10000Gから約1000Gに低下したりします。
加えて、重量超過になりにくくなり、戦闘以外の負担が大幅に軽減されます。
一方でイージーモードでは、戦闘中のダメージを減らしたり、敵の攻撃が緩和されたりすることで、戦いそのものを簡単にしています。
注意点として、カジュアルモード選択後は「ノーマルモードへの戻しがエンディングまでできない」設計です。
また、カジュアルでは一部トロフィーや実績の取得対象外となる点にも留意が必要です。
これらを踏まえると、自分が求める“遊びやすさ”がどこにあるかで選ぶのが良いでしょう。
初心者や周回したい人にはカジュアル、戦闘が苦手な人や詰まりがちな人にはイージーが向いています。
ただし、どちらも公式提供のシステムなので、安心して利用できます。
ハード・敵の強さはどこまで上がるか
前述の通り、本作には「ハードモード」があり、覚者(プレイヤー)の被ダメージ量は4.5倍に、スタミナ消費は2倍に増加し、敵の怯み・吹き飛び耐性は3倍になります。
敵のHP自体は変化しませんが、攻撃のダメージ量とスタミナ管理の難しさが格段に上がります。
また、怯みや転倒による隙がほぼなくなるため、力任せの立ち回りでは勝てなくなります。
たとえばハードモードでは、大型モンスターの踏みつけや振り払いで即死級ダメージを受けることがあり、特に遠距離から突然飛んでくる攻撃には警戒が必要です。
そのため、回避やガードの基本動作をしっかり使いこなす技術や、スタミナを回復するアイテムやアビリティを活用することが不可欠です。
さらに、ゲーム後半の苦難を楽しむ人向けに、経験値やゴールド、リフトクリスタルの取得量も2倍に設定されており、《急成長と高報酬》を天秤にかけたプレイバランスになっています。
一方で、難易度の高さから「序盤こそが最も難しい」といった声もあり、上級者になっても油断していると脅威的な瞬殺を味わうことも珍しくありません。
「簡単すぎる」と感じる人の声と要因
一方で、「難易度が簡単すぎる」と感じるプレイヤーも多いです。
実際にRedditでは、某プレイヤーが「敵の数が少ない」「仲間が強すぎてボス以外はイージーモードみたいだ」と指摘しており、序盤からレベルが上がってくると、落下ダメージ以外はほとんど受けないという声もありました。
その理由に、ポーン(操作AIの仲間)の性能が非常に高く、賢く立ち回るためパーティ全体で火力やサポートが手厚くなる点が挙げられます。
結果として、戦闘がヌルく感じやすく、ソウルライク系のような緊張感は希薄になりがちです。
さらに、レベルと装備が整ってくると“数的優位”や“飛び抜けた火力”のパワーインフレが進行し、大型モンスター相手でもあっという間に片がついてしまうケースが多くあります。
また、降りかかる“理不尽さ”として、洞窟や城塞で突然遭遇する単体強敵(例:ホブゴブリンなど)にワンパンされたという報告があり、不意を突かれることで「詰まるほど難しくないのに理不尽だ」と感じる層も存在します。
そのため、“ヌルゲー”と“理不尽死”が交互に起こりやすいバランスであると考えられます。
このような事情から、“挑戦重視”のプレイヤーはmod導入で敵のパラメータを上げたり、ハードモードの初回からプレイしたりと、自分で難易度を調整しながら遊ぶ傾向があります。
ソウル系のような難しさが欲しい人にとっては、公式調整だけでは物足りない部分があるようです。
ドラゴンズドグマ2の難易度とプレイ体験の違い
『ドラゴンズドグマ2』の魅力は、プレイヤーごとに異なるプレイ体験を提供してくれる点にあります。
一人ひとりの進め方や感じ方によって「難しい」と感じる瞬間もあれば、「意外と簡単だった」と思うこともあるでしょう。
ここでは、プレイ時間の目安や、難易度に関する独特な仕様について詳しく解説します。
ゲームを始める前に知っておくと、無駄なストレスを減らし、自分に合った遊び方を見つけるヒントになりますので、ぜひ参考にしてください。
2周目で変わる難易度とやり込み要素
前述の通り、2周目では1周目のレベル、ジョブランク、スキル、アビリティ、所持アイテムなどがすべてそのまま引き継がれます。
マップ情報も解除済みの状態で始まるため、序盤から非常に快適に進行でき、探索や強敵討伐に集中できます。
ただし、クエスト進行度そのものはリセットされ、戻りの礎(ファストトラベル地点)も再取得が必要です。
具体例として、1周目で解放できなかったサブクエストや時限イベントを2周目で回収できるほか、加護なき世界で出現する強力な魔物とも戦えます。
さらに、2周目以降限定の最強武具交換、新たなリフトクリスタルの入手など、やり込み内容が充実しており、最終的な目標として「レベルカンスト」「全ジョブマスター」「マスタースキル習得」「最強装備獲得」を目指すプレイヤーも多くいます。
とはいえ注意点として、マップは解放済みでもクエストは再取得が必要で、戻りの礎や時限トリガーを取りこぼすと2周目以降に影響が出るため、始める前の事前準備が重要です。
トロフィー取得と難易度の関係
ドラゴンズドグマ2には55種のトロフィーがあり、全体としては難易度は低めと評価されています。
ただし、手動セーブ不可な設計によりミスの許容度が低く、特に時限クエストの失敗や選択肢ミスがあると救済が難しいため、ここに操作の難しさが潜んでいます。
例えば「全問正解」「スキルマスター」「早すぎる沈黙」などは取得タイミングが限定され、ミスをすると1周目内でのコンプが困難になるケースがあります。
その結果、多くのプレイヤーが気楽に1周目で目指すというよりも、2周目で回収するスタイルを選んでいます 。
また、獲得目安時間は70~155時間程度と人によって差があり、時限管理やクエスト回収にかける時間がトータル時間に影響を与えます。
そのため、シビアな操作や事前計画が苦にならない人には達成感が得やすく、反対に気軽に遊びたい人には敷居が少し高く感じられるかもしれません。
ドラゴンズドグマ2の平均クリア時間は?検証
本作はメインストーリーを中心にプレイした場合、25~30時間でのクリアが一般的です。
攻略サイトでは「ストーリー中心で約30時間、サブクエストやムービーも含めると100時間以上」遊べるボリュームがあると報告されています。
この幅はアクションに慣れているかどうかや探索重視かによって差が出るためです。
具体例を挙げると、メインだけ追いかけたい人は30時間前後でクリアできる一方、時限クエストや全エンディングを制覇したい人は100時間超えのプレイを目指すことになります。
注意点としては、自分のプレイスタイルによって大きく前後する点です。
ダンジョン探索やトロフィー獲得を重視した場合、計画的にプレイ時間を見積もると安心です。
難易度変更ができない?選べない理由の解説
残念ながら、『ドラゴンズドグマ2』には途中で難易度を変えるシステムが搭載されていません。
公式FAQや攻略サイトでは「難易度設定は存在せず、全プレイヤーが同じ難易度で遊ぶ仕様」だと明言されています。
これは開発の意図として、ポーンとの共闘や世界観を通じて「覚者としての成長」を自然に感じさせたいという狙いがあるからです。
難易度を変えずに統一された体験を提供することで、すべてのプレイヤーに同じ感動や緊張感を味わってもらう設計になっています。
ただし、ハードモードを選んでリスタートする、あるいはMOD利用での調整など公式外の手段は存在します。
仕様に合わせて遊ぶか、自分で環境を整えるかが分かれ道となります。
【まとめ】ドラゴンズドグマ2の難易度について
最後に本記事で重要なポイントをまとめます。